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【静岡新聞 コラム】大自在 歴史ロマンを地域活性化に生かす取り組み

【静岡新聞】<大自在>
■歴史の異空間に一瞬迷い込んだ気がした

 ▼頂戴した名刺には織田氏家紋の木瓜[もっこう]紋。名前の脇には<まちおこしに信長公出陣願う>とある。旧芝川町(富士宮市)のコメ農家篠原章吾さん(75)は信長公奉賛会の副会長。歴史ロマンを地域活性化に生かす取り組みを始めて18年になる
 ▼きっかけは作家安部龍太郎氏=本紙連載小説「家康」執筆=が、地元の古刹[こさつ]・西山本門寺に残る「信長の首塚」について紹介したエッセー。本能寺の変の後、ひそかに運ばれた信長の首。読み進むうち、古老に聞いた伝承の謎が新鮮な物語としてよみがえった
 ▼「いけるぞ」。早速、奉賛会を発足させ安部氏に会長就任を依頼。商工会が中心となって企画を固め、イチョウの大木で知られる同寺を会場に信長公黄葉まつりをスタート。毎年11月に武者行列や火縄銃演武などなど多彩なイベントを繰り広げてきた
 ▼富士宮市との合併後もまつりは年々盛大になり、4年前、同市は信長ゆかりの自治体サミットに仲間入り。史料によれば、信長は甲斐の武田氏を滅ぼした後、安土への帰途に富士山西麓を巡行した。その足跡と首塚がそろい参加資格は十分だったのだろう
 ▼今週末には、同市では初となる信長サミットが開催され、続いて黄葉まつりも開かれる。準備に忙しい中、篠原さんが快く、お勧めの「首塚ミステリー」を案内してくれた………(2017年11月8日)<記事全文>

2017/11/08 12:07

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