47NEWS >  47トピックス >  医療健康

47トピックス

【神戸新聞 コラム】正平調

【神戸新聞】<正平調>
■受賞者に祝杯を

 〈白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒は…〉と若山牧水が詠んだように、お酒のおいしい季節となった。だからといって、飲んべえは時を選ばない。何かしら飲む口実を探しているだけである◆万葉集に大伴旅人の「酒を讃(たた)えた歌」13酒、もとい、13首がある。その一つ。〈なかなかに人とあらずは酒壺になりにてしがも酒にしみなむ〉。人間より酒壺になってみたい。ずっと酒に浸っていられるから-◆酒壺ほどではなくても、いける口のご主人、ご婦人には耳の痛い話だろう。日ごろお酒を飲む高齢男性の半数超が「飲み過ぎ」との厚生労働省の調査結果を本紙で読んだ。高齢女性も4人に1人がそうだという◆では、どれくらいが適量かといえば、1日に20グラムくらいのアルコール量だそうだ。ビールだったら500ミリリットルの缶1本、日本酒だと1合、おちょこで6杯分ほどになる◆これでは晩酌がさびしいという声を聞く。一方で何ごとも満たされぬうちがよいともいう。健康の秘訣(ひけつ)を記した貝原益軒の「養生訓」にある。「古人の曰(いわく)、酒は微酔(びすい)にのみ、花は半開に見る…むべなるかな」と◆ノーベル賞の発表がきのう始まった。………(2017年10月3日)<記事全文>

2017/10/03 11:32

ロード中 関連記事を取得中...