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【静岡新聞 コラム】大自在

【静岡新聞】<大自在>■日々の向上心が支えた現役生活


 ▼「電池で言えばね、使い切りたいんだ」。知命のストライカー、J2横浜FCの三浦知良選手が10年前、不惑の年に話した言葉だ。キング・カズは今季も得点を記録し、電池切れの心配などどこ吹く風でピッチを疾走している
 ▼米大リーグ、マーリンズの安打製造機イチロー選手も出番は減ってきたとはいえ、今も着実に安打を重ね、記録を書き替えている。「50歳までやるのでは」という関係者の声も現実味を帯び始めているようだ
 ▼スポーツ選手の引き際とはどういう時か。いろいろな考えがあるだろう。頂点に立ち、やり尽くしたと感じた時、引退を考える選手がいる。一方で、絶頂期は過ぎても体をケアしながらとことん現役を貫いて引退する選手もいる
 ▼長い選手生活の間にこのタイプの違う二つの引退を一人で実践する選手も珍しい。女子テニスの元世界ランキング4位で2度目の現役引退を発表した46歳の伊達公子選手である。強烈な闘争心と、日々の向上心が支えた現役生活だった
 ▼伊達選手が輝いた時代はシュテフィ・グラフ(ドイツ)が女王として君臨した時期と重なる。ウィンブルドン準決勝で日没順延となり、翌日再開の試合でグラフに敗れた激闘後、しばらくたってから周囲の期待をよそにあっさり引退を表明する。「人生の運をテニスで使い果たしそうで怖かった」………(2017年9月9日)<記事全文>

2017/09/09 13:40

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