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【伝える訴える「いのちを撮る」(下)】ゴリラの姿、地元のために 「著作権の壁」を越えて 

【共同通信】<伝える訴える>
■残された楽園 標高は3千メートル近い。薄くなり始めた空気の中、段々畑沿いの急な山道を登ること2時間弱。国立公園に入った途端、風景が緑の森林に一変する。

 石だらけの山道やとげのある下草が足に絡まる獣道。険しいルートを、森啓子(もり・けいこ)は還暦を7年過ぎたとは思えない、軽い足取りでたどる。

 突然木々が揺れ、黒い巨大な動物がゆっくりと視界に飛び込んできた。「ウーッ、ウーッ」とのどの奥から絞り出すような声で“あいさつ”しながら、森が静かにビデオカメラを向ける。

 巨体の持ち主は一瞬、こちらに鋭い目を向けたが、何事もなかったかのように周囲の枝に手を伸ばし食事を始めた。大きな背中を覆う灰色の毛が熱帯の日光にきらめく。シルバーバックと呼ばれるゴリラの成獣の体重は、200キロになることもある。…(2017年1月11日)<記事全文>

2017/01/11 15:50

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