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【吉村山形知事3選】連続無投票重みを自覚して

【河北新報】<社説>
■決して県政運営の白紙委任ではない

 5日告示された山形県知事選で、無所属現職の吉村美栄子氏(65)が無投票で3選を果たした。知事選が2回続けて無投票となったのは山形県政史上初。全国でも滋賀(1978年と82年)、高知(2011年と15年)に続く極めて異例のことだ。
 無投票が意味するのは決して県政運営の白紙委任ではない。吉村氏には、無投票だったからこそかえって自らを厳しく律し、謙虚な気持ちで県政のかじ取りに当たるよう、まずもって注文したい。
 4年に1度、県政に対して県民が意思表示するせっかくの機会が失われたことは残念である。
 しかも、2期連続という事態であり、これまでの県政運営の是非、そしてこれからの針路を見極め、一票を投じるチャンスを奪われたことは、遺憾であると言わざるを得ない。
 政党は候補者という選択肢を提示し、政策論争を繰り広げることで課題を浮き彫りにし、より良い県政を実現する役割を担っているはずだ。
 その点で、吉村氏を支援してきた政党はともかく、対決姿勢を見せてきた政党のふがいなさに、多くの有権者が失望している。政党としての役割を十分果たせなかった事実を深刻に捉え、自らの立脚点をもう一度見つめ直すべきであろう。………(2017年1月6日)<記事全文>

2017/01/06 10:50

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