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【2人の医師の生き方】医療とは傍らに居続けること

【河北新報】コラム<河北春秋>

 牡鹿半島の浜の中でも石巻市・寄磯地区は、より太平洋に突き出ている。市役所から車で1時間以上かかる。旧牡鹿町時代の1995年、辺地の診療所に赴いた医師がいた。同市出身の富永忠弘さん。仙台オープン病院の元院長。70歳少し前の決断だった▼地域医療は「宿願」だった。浜の人たちの健康教育に力を入れ、「薬よりも人間の持つ治癒力が大切」と言い続けた。診療所は東日本大震災の津波で全壊したが、8カ月後に再開。2013年に亡くなるまで寄磯に思いを寄せていた▼同じように、地域に寄り添い続けたのが、福島県広野町にある高野病院の高野英男院長だ。原発事故で一時は全町避難した町だが、入院患者らととどまり診療を続けていた。ところが昨年暮れ、自宅の火災で命を落とした。81歳だった………(2017年1月5日)<記事全文>

2017/01/05 12:00

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