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【安倍外交】基軸はどこにあるのか

【信濃毎日新聞】<社説>
■各党は安倍外交に深く切り込まなくてはならない

 「鳥の目のように世界地図を俯瞰(ふかん)する積極的な外交を今年も展開する」。安倍晋三首相は、年頭の記者会見で今年の干支(えと)に絡めて意欲を語った。

 安倍外交はこのところ、ほころびを感じる場面が目立つ。会見では、先の見えない時代に大切なのはぶれないことだとも強調している。直面する課題は多い。外交の基軸がどこにあるのか、分かりやすく説明する必要がある。

 さっそく問われるのが日米関係だ。20日にトランプ氏が大統領に就任する。各国とどう向き合うのか、言動は予測しにくい。

 首相は27日を軸にワシントンでの会談を調整している。アジア太平洋地域の平和と安定に向け、結束を確認したい意向だ。

 大統領選に勝利したばかりの昨年11月にも会談し、首相は「信頼できる指導者と確信した」と述べていた。その数日後にトランプ氏は首相が力を入れる環太平洋連携協定(TPP)からの脱退方針を改めて表明している。果たして首相の狙い通りに運ぶだろうか。

 トランプ氏の対中国強硬姿勢はとりわけ不安材料だ。慣例を破り台湾の蔡英文総統と電話会談をした。中国はその後、南シナ海で米国の無人水中探査機を奪取し、空母「遼寧」を西太平洋に展開している。情勢が緊迫化すれば、日本も対応を迫られかねない。………(2017年1月5日)<記事全文>

2017/01/05 10:42

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