47NEWS >  47トピックス >  超おすすめ

47トピックス

【信濃毎日新聞 コラム】 「流れる星は生きている」

【信濃毎日新聞】<斜面>
■むごい戦争を憎み、平和を希求する思いを感じた


肉親との死別や家族の闘病などつらいことも多かったが、その都度著者の不屈の精神に励まされた―。「人生を支えた一冊」と題した本紙投稿欄で軽井沢町の主婦が藤原ていさんの小説「流れる星は生きている」を挙げている。同感という人は多いだろう

   ◆

旧満州で夫と別れ、諏訪の実家に帰るまで1年余り。5歳・2歳・生後1カ月の幼子を連れた壮絶な引き揚げ体験がもとになっている。帰路を阻まれた北朝鮮で雑用や物乞いをして冬を耐え、翌夏、決死の覚悟で38度線越えを敢行した

   ◆

後に藤原さんは冬が来ると足の裏が痛むと書いている。幼子を抱え、はだしで川を渡り山を逃げ回った傷痕だ。残留孤児が帰国したときは「親を憎まないで」と訴えた。飢えと寒さの中で命の限界を感じ、現地の人に託そうと考えたこともあったという………(2016年11月24日)<記事全文>

2016/11/24 10:06

ロード中 関連記事を取得中...