47NEWS >  47トピックス >  医療健康

47トピックス

【指定医処分】精神医療の信頼が揺らぐ

【神戸新聞】<社説>■強制入院だけに頼らない精神医療の在り方を考える契機にもすべきだ


 精神保健指定医の役割は大きい。

 心に障害のある人が他人や自分を傷つける恐れがある場合、都道府県知事や政令市市長は「措置入院」という強制入院措置が取れる。その必要性を判断するのが指定医で、法で資格の要件が定められている。

 身体拘束など、患者の人生を左右する強い権限が委ねられている。それも専門医の経験と力量に対する信頼があればこそだ。

 その資格を不正に取得したとして、厚生労働省は医師89人の資格取り消し処分を決めた。昨年の聖マリアンナ医大の23人に続く大量処分で、精神医療の根幹を揺るがしかねない深刻な事態である。

 兵庫県は全国最多の28人が処分対象となった。大学病院や県立病院などの中核的な医療機関に集中しており、倫理観の欠如には驚く。
………(2016年11月1日)<記事全文>


ロード中 関連記事を取得中...