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【民間船員有事活用】看過できない危険な動きだ

【琉球新報】<社説>
■防衛省はまず計画の全容を包み隠さず明らかにすべきだ 


防衛省は有事の際に自衛隊員や武器を輸送するため、民間の船員を活用する計画を進めている。悲惨な地上戦を体験した沖縄として、決して看過できない動きだ。

 防衛省は武力衝突などの際に、民間船員を予備自衛官として活用することを計画している。大型輸送艦が3隻しかない海上自衛隊の輸送力を補うことが目的だ。
 大戦で民間の船や船員を軍事徴用し、数多くの犠牲を出した歴史をいったいどう考えるのか。自衛隊の船員不足を民間に補完させる極めて危険な発想だ。到底容認できない。
 防衛省は元自衛官でなくても予備自衛官になれる「予備自衛官補制度」を、現在の陸自から海自にも拡大することを検討している。借り上げ船を運航する予備自衛官の確保を急ぐため、新年度予算案に民間船員を予備自衛官補として採用するための経費を計上した。
 これに対し船員らでつくる全日本海員組合は「事実上の徴用だ。戦後希求してきた恒久的平和を否定するもので、断じて許されない」と強く反対する声明を出した。防衛省にも直接申し入れている。
………(2016年3月23日)<記事全文>

2016/03/23 10:58

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