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【仮設の見守り】相談員も孤立させまい


【岩手日報】<論説>
■今が踏ん張り時だ 

 仮設住宅入居者の見守り活動に力を入れ、先進地として全国に知られる釜石市。それだけに今月、市内の仮設団地で高齢女性の変死体が見つかったことに対する支援者のショックは大きい。

 市などによると、女性宅では昨年から同居の息子が見守りを拒んでいた。阪神大震災の経験に照らしても、今回のような困難事例は今後、各地で顕在化する可能性がある。

 警察庁によると、被災3県の仮設での1人暮らしの死者は、昨年末で200人を超えた。震災6年目に際し、強制的な立ち入りの在り方も含め、見守り体制を再点検して被災者の孤立を防ぎたい。

 阪神を振り返れば、仮設から恒久住宅への移行期に特有の問題は数多い。仮設コミュニティーの中核を担うような力のある人ほど、早く仮設を出て生活再建していく傾向がある。仮設に残る人は、自力再建に踏み出せないつらさや孤独感を抱えがちだ。

 くしの歯が欠けるように入居者が減るにつれ、仮設集約化の話も持ち上がる。集約はやむを得ないにせよ、転居を繰り返すことに伴う入居者のストレスは大きい。………(2016年3月23日)<記事全文>

2016/03/23 10:44

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