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【米兵事件抗議集会】乳児を胸に抱えた若い母親たち/防止策の結果公表せよ


【琉球新報】<社説>
■1972年以降刑法犯摘発は5896件 

 名護市辺野古のキャンプ・シュワブ前で開かれた米兵による女性暴行事件に抗議する「緊急県民抗議集会」には、主催者発表で2500人が集まった。目標の千人を大きく上回る人々が駆け付けた。事件に対する県民の怒りが大きいことを示すものだ。日米両政府は深刻に受け止めるべきだ。

 沖縄の施政権が日本に返還された1972年以降、米軍関係者による刑法犯摘発は2015年末時点で5896件、5815人に上る。このうち女性暴行事件はことし最初に摘発された今回の事件を含めると130件、148人となる。これらの数字は沖縄に過重な基地が集中していることによって、住民の人権が蹂躙(じゅうりん)されてきた傷痕といえる。
 集会場所のシュワブ前の歩道は次々と駆け付ける人々でぎっしりと埋め尽くされた。そして女性の姿が多く見受けられた。乳児を胸に抱えた若い母親は真剣な表情で登壇者の話に耳を傾け、子どもたちを連れて来た母親のグループは「だれの子どももころさせない」と書かれた横断幕を基地に向けて掲げていた。参加者一人一人が事件をひとごとではなく、わが事として受け止めているのだ。

………(2016年3月22日)<記事全文>

【沖縄タイムス】<社説>
■早期の幕引きを図りたい政治的思惑が見える 

 名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前の沿道を怒りの声が埋め尽くした。

 那覇市内のビジネスホテルで起きた米海軍兵による女性暴行事件で、「米海軍兵による性暴力を許さない緊急抗議集会」(主催・基地の県内移設を許さない県民会議)が21日、容疑者が所属するキャンプ・シュワブゲート前で開かれ、2500人(主催者発表)が集結した。

 「これまで何度も繰り返される米兵による凶悪事件に県民の怒りは頂点に達している」と米兵の蛮行を糾弾。「すべてが基地がある故に起こる事件・事故であり、抜本的対策は米兵の沖縄から撤退と基地の撤去以外にない」などとする決議を採択した。
………(2016年3月22日)<記事全文>

2016/03/22 11:39

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