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【大臣の相次ぐ問題発言】歯舞、電波停止、除染・・・影響力を考えない無頓着さ


【静岡新聞】<大自在>
■「放たれた言葉は再び帰らず」 

▼人種のるつぼの米国を一つにまとめる大統領に欠かせない資質と言えば、真っ先に浮かぶのが演説の能力だろう。名演説で知られた歴代の大統領は少なくない。オバマ大統領ももちろん演説の名手である
 ▼言葉を吟味し、演説で国民がどう反応するのかなど想定したうえで共感も呼ばなければならない。「ユーモア」も必要だ。故レーガン大統領はワシントン市内で銃弾を受けた際、運び込まれた病院で医師団に「みんな共和党員だろうな」と問いかけたジョークで人気を決定づけたそうだ
 ▼その米国は今、大統領選の激しい指名争いの真っ最中だ。共和党では暴言連発の候補が強さを発揮し、これまでとは様相を異にしているというが、どうやら国民、メディアの反応をしたたかに計算したうえでの過激発言らしい
 ▼そういう米国流の政治と比べるのもどうかと思いつつ、つい比べてしまう。このところ、物議を醸す発言が相次ぐ安倍政権の閣僚のことである。放送局に「電波停止」を命じる可能性に言及した総務相や、福島第1原発事故の除染目標に関わる環境相の問題発言が国会審議で取り上げられた
 ▼北方領土の「歯舞[はぼまい]群島」を読めなかった沖縄北方担当相。環太平洋連携協定(TPP)署名式に出席し、現地で食べたブルーチーズがおいしかったとブログに書き込み、国内農家への配慮が足りないと指摘を受けた内閣府副大臣もいた
………(2016年2月12日)<記事全文>


2016/02/12 10:54

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