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【マイナス金利】吉と出るか 大胆な賭け


【信濃毎日新聞】<社説>
■従来の経済の常識を覆す“劇薬”だ 

 「異次元の異次元」と言えるだろう。日銀が「マイナス金利」という非常手段の金融緩和策を導入した。

 黒田東彦総裁が得意とする“大胆な賭け”の第3弾。日本初の政策がどんな効果を及ぼすのか、見通すのは難しい。日銀の責任は重大だ。

 世界経済は中国の不透明感が強まり、原油安が進んだ。日銀が掲げる2%の物価上昇目標はいまや現実味が薄れている。デフレ脱却を目指すアベノミクスは失速の危機にある。

 ところが大量の国債を購入して銀行にお金を供給する日銀の緩和策は規模の限界が見える。

 新たなマイナス金利は、お金を預けたうえに手数料を支払う仕組みである。預けても利子はなく、目減りする。従来の経済の常識を覆す“劇薬”だ。

 これが適用されるのは銀行が日銀に預ける資金で、個人や企業のものではない。しかし市中金利をさらに下げる効果がある。

 マイナスだとどうなるか。

 日銀が期待するのは、銀行がお金を融資に回したり、有価証券の購入に振り向けたりして、経済活動が活発になることだ。円安効果も大きい。莫大な借金を抱える国の利払いも楽になる。個人の金融資産が預金から株式に流れる可能性もある。………(2016年1月30日)<記事全文>

2016/01/30 12:06

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