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【元裁判官75人が反対の声】安保法案「憲法違反」


安全保障関連法案に反対する意見書を参院議長宛てに郵送した守屋克彦さん(左)ら元裁判官=15日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ
 「安全保障関連法案は憲法違反で民主主義の原則に反する」との意見書に元裁判官75人が賛同の署名をしたと、呼び掛け人の元裁判官らが15日、東京都内で記者会見して明らかにした。12日に全国百数十人の元裁判官に意見書をファクスで送り、3日間で集まったといい、賛同者の氏名も公表した。意見書は既に参院議長宛てに郵送した。


 呼び掛け人の一人で、さいたま家裁で裁判長を務めた 北沢貞男 (きたざわ・さだお) さん(75)は「裁判官は、退官後も政治的発言を控えるべきだという雰囲気があるが、これだけの人が異常事態だと思って声を上げた」と分析した。


 名古屋高裁の裁判長だった 田村洋三 (たむら・ようぞう) さん(72)は「憲法を守る立場の裁判官経験者として、今の動きはどうしても見過ごせない」と政府を批判。仙台高裁秋田支部長などを歴任した 守屋克彦 (もりや・かつひこ) さん(80)は「強行採決をすれば法秩序への信頼が傷つく」と、国会に慎重な審議を求めた。


 意見書は「憲法の平和主義を定着させることが国民の願いだ」とし、法案は、国民がよりどころとする価値を傷つけると指摘。75人には入っていないが、元最高裁長官の 山口繁 (やまぐち・しげる) 氏らからも反対意見が相次いでおり「法律をつかさどってきた者として、法の支配に忠実であろうとする発言だ」と共感を示した。

 (共同通信)

2015/09/16 11:29

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