47NEWS >  47トピックス >  国際

47トピックス

【Q&A】難民はなぜ、ドイツを目指しているの?


 内戦が続くシリアなどからハンガリーに押し寄せた大勢の難民や移民が、ドイツに着きました。


 Q なぜ難民らはドイツを目指すのですか。


 A ドイツは欧州の経済大国で、より良い暮らしを求める難民らは「発展した国」というイメージを抱いています。難民の受け入れに実績があり、難民は認定審査の期間は保護施設で暮らすことができ、手当も支給されます。


 Q 難民の数は。


 A ドイツは欧州連合(EU)への難民の4割を受け入れていて、今年中に入国する難民は約80万人に達すると見込まれています。メルケル首相が8月末の記者会見で「ドイツは強い国だ」と受け入れの決意を表明したことも、難民らがドイツを目指す動きを後押ししているようです。


 Q 受け入れの背景は。


 A ドイツは日本と同じく高齢化社会に悩んでいて、60万人規模の人手が不足していると言われます。ナーレス労働社会相は有力誌の取材に、難民流入は「幸運だ」とし、受け入れは利益にかなっていると述べました。難民らを雇用するため最大で33億ユーロ(約4380億円)の予算を確保し、ドイツ語教育のコースに携わる人員などを増やす考えだそうです。


 Q 国内に反対は。


 A 極右勢力が受け入れに猛反発していて、国内各地にできた難民宿泊施設への放火事件が相次いでいます。メルケル氏は欧州各国に受け入れの公平分担を求めていて、フランスのオランド大統領と難民受け入れのための「 恒常的、 義務的 なメカニズム」をEUに提案しました。ただ受け入れ実績の少ない東欧やバルト諸国は、分担にとても消極的です。

(共同通信)

2015/09/07 11:16

ロード中 関連記事を取得中...


コメント