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【韓国でMERS拡大】感染者は100人に 日本も水際対策強化


 韓国で感染が広がっている中東呼吸器症候群(MERS)について、世界保健機関も現地調査に乗り出しました。

 Q どんな状況なの。

 A 中東から5月4日に帰国した68歳の男性から広がり、6月9日午前の段階で感染者は95人、うち7人が死亡しました。感染者と接触し、隔離や監視下にある人は2500人以上います。

 Q 感染しやすいの。

 A MERSコロナウイルスはくしゃみやつばといった 飛沫 (ひまつ) で広がるとされます。韓国当局によると、最初の感染者が入院した病院で、エアコンのフィルターからウイルスが検出されました。ドアノブや手すりからもウイルスが検出されており、閉じられた環境の病院内でウイルスが多くたまっていた可能性が指摘されています。インフルエンザウイルスと比べて体外で長生きするという研究結果もあり、ウイルスを広めないような換気方法やアルコール消毒が必要になります。

 Q 死ぬ病気なの。

 A 発熱やせきで始まり、急速に肺炎に進行します。韓国で広がる前は、感染した人のうち死亡する割合(致死率)は4割とされてきましたが、感染しても発症しない人もいるとみられ、正確な致死率はまだ分かりません。糖尿病や呼吸器疾患などの持病がある人は重症化の傾向があるとされています。

 Q ウイルス変異は。

 A 韓国側の発表では、これまでのところ、人から人へと感染しやすくなるような遺伝子の変化はないとしています。

 Q 日本に入ってくる可能性は。

 A 院内感染が中心で、街中には広がっていないと考えられていることから、日本の厚生労働省は国内に入ってくる可能性は低いとみています。ただ今後、韓国当局が監視対象としている人以外から感染者が出てきた場合は要注意です。韓国当局は、今週中の終息を目指すとしています。

 Q 日本の対応は。

 A 空港や港で、MERSの疑いがある人と接触したか申告するよう呼び掛けています。接触があり、38度以上の熱、急性の呼吸器症状がある場合は「疑い患者」として検疫所でウイルス検査します。熱がない場合も、潜伏期間の2週間は検温結果を検疫所に報告するよう求めています。

(共同通信)

2015/06/10 11:39

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