【高齢運転者】社会全体で高齢ドライバーをどう支えていくか
生活上どうしても免許が手放せない高齢者は多いはずだ
【河北新報のコラム】 ………▼後を絶たない高齢者の交通事故。判断力や運動能力の衰えが背景にあるようだ。昨年施行の改正道交法は、75歳以上の人に免許更新時の認知症検査を義務付けた。約2%の人が何らかの問題点を指摘されているという
▼運転能力の低下を自覚し、運転免許を返納する人も急増している。警察庁によると、昨年は全国で約5万1千人で、前年より75%も増えた。ほとんどが65歳以上で、75歳以上が約2万8千人を占める
▼自治体などが公共交通機関の運賃の割引をはじめとする「特典」を用意し、返納者の拡大を図っていることも後押ししている。ただ、生活上どうしても免許が手放せない高齢者は多いはずだ
▼高齢者標識の対象となるのは70歳以上。運転に多少不安があっても、周囲を走る人の心配りによって事故はある程度防げよう。社会全体で高齢ドライバーをどう支えていくか。新マーク登場を契機に考え直してみたい。 (2010年8月30日付「河北春秋」)全文はこちら
2010/08/30 15:22

