【阿久根市問題】首長と議会、そして市民はどうあるべきかを問うている
議会招集権が首長にしかないという法律の想定を超えた混乱事態【佐賀新聞のコラム】「議員も議会もいらない」と公然と言ってはばからない鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)。こんな首長、一人ぐらいいていいんじゃない-と人ごとのように言ってはおれない。首長と議会、そして市民はどうあるべきかを問うている◆竹原氏が阿久根市議を1期務め、市長に転身したのは2008年9月のこと。507票という僅差(きんさ)の初当選だった。しかし、当選からわずか6カ月、竹原氏の行政手法に反発した議会が全会一致で市長不信任を突きつけた◆竹原氏は即座に議会を解散。出直し市議選直後の臨時市議会で議会は再び不信任案を提出。さすがに今度は全会一致とはいかなかったが賛成多数で可決。竹原氏は自動的に失職したが、すかさず市長選に出馬し、反対派市議が満を持して擁立した元国交省官僚を退けたのである………◆返り咲いた竹原氏は議会の招集要求を拒否、職員給与や議員報酬の削減など専決処分を連発。国や知事の助言や是正勧告もどこ吹く風。地方自治のルールを無視した運用といえるが、議会招集権が議長にはなく首長にしかないという法律の想定を超えた混乱事態に、市民有志が立ち上がって市長リコール(解職請求)に動き出した………(2010年8月18日付「有明抄」)全文はこちら
2010/08/18 10:52

