【日本経済】学びたいことを優先した方が将来を切り開く糧に
今の高校生が大学を出る将来となると、まさに霧の中【宮崎日日新聞のコラム】エレベーターでデパートの最上階へ昇る途中、ガラス窓から奇妙な光景を見た。通り沿いのビルの屋上に、ジャングルジムのような鉄柵がいくつか立つ。広告塔の骨組みだ。
かつては華やかな看板が四方を飾り、夜には色とりどりのネオンが不夜城を演出していた。景気の低迷でスポンサーが撤退し、後の広告が続かない。宮崎市の目抜き通りにしてこの状況。不況と騒ぎたくないが、景気の指標の一つである屋外広告はいまだ寂しい………
空港や駅で制服姿の高校生をよく見かける。夏休み、大学のオープンスクールに参加するためだ。大学選びに卒業後の就職状況を重視する傾向が以前より強いという。就職活動で苦戦する大学生の話を聞いているだろうから無理もない。
しかし、企業は来年の景気見通しさえ立たない。今の高校生が大学を出る将来となると、まさに霧の中だ。だから可能性がある。あまり先の心配よりも、自分の適性や学びたいことを優先した方が、結局は自らの将来を切り開く糧になる。(2010年8月18日付「くろしお」)全文はこちら
2010/08/18 10:20

