【児童虐待】子を守る手だてを大急ぎで詰めなければ
親権の制限も検討されてはいるが、その間にも幼い命が次々と消えていく【新潟日報のコラム】…大阪市のマンションで、1歳と3歳の姉弟の無残な遺体が見つかった。23歳の母親に置き去りにされたのだ
▼横浜市では、1歳児を箱に押し込め、窒息死させた両親が捕まった。泣き声がうるさいと、監禁用の木箱を作ったという。亡くなった子どもたちを思うと胸がつぶれそうだ
▼昨年の児童虐待の相談件数は4万4千件を超え、19年連続で増えている。先の二つの事件も近所から通報があり、役所の担当者が何度も訪ねているのに、助けられなかった。関連法の改正で「強制立ち入り」が認められた
▼しかし、実際に立ち入ったのは全国でたった1件というから驚く。実効性の上がる立ち入り調査や、親権の制限も検討されてはいるが、その間にも幼い命が次々と消えていく。親の名に値しない大人から、子を守る手だてを大急ぎで詰めなければ。(2010年8月3日付「日報抄」)全文はこちら
2010/08/03 13:57


私は訳あって、7人もいる子供達と別れ別れになって暮らしています。一番小さい子は当時5歳でした。心が引き裂かれる思いでしたが、姉妹が助け合い、人を思う心は壊れることなく育ってくれたようです。
今の若いお父さん、お母さん達の中には、どちらも一人っ子で欲しいものは値段にかかわらず溢れるように与えられ、我慢して譲ることや分け合うこと、小さい者を守ったり年寄りをいたわることを知らずに育ってしまい、愛し方、愛され方がわからないのではないかと思います。動物の本能としての種の保存の能力すら、欠如しているのでしょうか。
亡くなった子供たちがどんなに苦しかったか、ひたすらに愛されたくてすがった親に殺されることがどんなに悲しく辛く、恐ろしかったか、考えるだけでも胸が締め付けられます。何かできることはないのかと思いますが、こんなに沢山のかわいそうな子供達を前にしたら、私は気が狂ってしまうのではないかと思うほどです。
プライバシーを守ることは大切なことです。が、今は、この何万人にも及ぶ子供を愛せない親達が、人としてどう生きるべきかを感じ取ることができるまでの間、子供は守らねばならないものなんだと思うことができるまでの間、とりあえずは法が家庭に踏み込む力を持つべきだと思います。とても残念なことですが、それでも、「飲酒運転はしてはいけない」という簡単なことが、多額の罰金を取られるという「現実」をつきつけられなければ浸透しなかったということとある部分同じなのかもしれないと思います。
ご近所に関心を持ち合い、作りすぎたおかずをおすそ分けしあうようなご近所づきあいのできる世界がもし戻ってきたなら、沢山の問題が解決するのにと思います。いまや夢物語でしょうが。
子供の心が壊れてしまわない内に、何とか助けたい。
投稿者 ひしゃくぼし : 2011年05月24日 11:37