地方からみると、市民の代表である政治家は市民発の事業にもっと目を向けていくべきではないか。この4月「地域子育て支援拠点事業」が第二種社会福祉事業に格上げされたが、この中の「ひろば型」は子育て中の親達が自分たちの必要性から自発的に作ってきた事業だ。…(47NEWS 地域再生 「地域再生列島ネットから」)全文はこちら
鹿児島県・甑(こしき)島の「トシドン」が世界文化遺産に 【西日本新聞のコラム】 ‥鹿児島県・甑(こしき)島(薩摩川内市)の「トシドン」‥毎年大みそかの夜、小さな子どもがいる家にトシドンと呼ばれる神にふんした男たちが鬼のような面をかぶって訪れる。‥▼荒々しく上がり込んで子どもに言う。「勉強しているか」「弱い者をいじめていないか」…。事前に親たちから「こんないいこともしていますよ」という話も聞いておいて、トシドンはそのこともちゃんとほめる。最初は怖くて泣いた子もニッコリ▼‥親が子をしっかりと抱き締める姿も印象に残った。地域の大人たちが一緒に子育てに参加している、と感じさせるものもあった。(2009年10月19日付「春秋」)全文
小学生たち「仕返しでも実刑」で一致【西日本新聞のコラム】 残酷な場面がある民話、ハッピーエンドでない民話は、読んで聴かせる親も、聴く子も戸惑う。人形劇団などが来場した親子に「嫌いな民話は?」と尋ねたことがあった。一番多かったのは「かちかち山」▼親しいおばあさんをタヌキに殺されたウサギが仕返しをする話だ。柴(しば)刈りに誘い、柴に火をつけて大やけどを負わせる。薬と偽って辛子(からし)を渡す。疑わずに従うタヌキを、最後は泥舟に乗せて水死させる▼…ウサギが起訴されたらどんな裁判になるだろう。この夏にかけて香川県、長崎県の小学校で「裁判員模擬裁判」が開かれた。…「タヌキもおばあさんを殺している」「ウサギはかたきをとっただけ」「でも残酷すぎる」「仕返しは誰も喜ばない」…。感じたことを言い合ったあとの判決は懲役刑で一致した。(2009年9月25日付「春秋」)全文
育休切りの防止 【沖縄タイムスのコラム】 …6月下旬に成立した改正育児・介護休業法は、短時間勤務制度を整備したほか「育休切り」の防止策を講じた。一方でこの不況の中、企業側も必死で生き残りを図り余裕がない▼法の実効性を高めるには、確かな手だてが欲しい。(2009年7月5日付「大弦小弦」)全文
子育て支援サイトの活用を 【宮崎日日新聞のコラム】 …子育てのスタイルは、大きく変わった。文明が発達したから楽になったばかりではない。かえって社会が複雑になった分、難しくなった部分もある。今も多くの親が悩んだり迷ったりしながら子育てに奮闘している。そうした子育て中の親を側面支援しよう-。そんな目的で、宮崎日日新聞を含む地方新聞社と共同通信でつくる総合サイト「47NEWS(よんななニュース)」と財団法人こども未来財団が、子育て支援サイトを47NEWS内に開設した。主に企業やNPOなど民間の取り組みに焦点を当て「ママの就労支援」「パパの育児参加」「子育てイベント」など全国の関連ニュースを提供している。子育ての励みになる情報や、悩み軽減になるヒントを見つけていただければ幸いだ。(2009年6月12日付「くろしお」)全文
にっぽん子育て応援団 【山陽新聞のコラム】 「なんとかしたい! にっぽんの子育て」。この言葉に、手薄と指摘される日本の少子化対策へのいら立ちが感じられる。先月結成された「にっぽん子育て応援団」のキャッチフレーズだ。応援団は、経済評論家の勝間和代氏や、さわやか福祉財団理事長の堀田力氏らが呼びかけて発足した。子どもを産み育てやすい社会づくりを目指して活動し、子育て支援策の拡充を政府などに働きかける。…さほどお金をかけなくても、やり方はある。(2009年6月8日付「滴一滴」)全文
捨て子 【熊本日日新聞のコラム】 …二〇〇八年度、全国で四十九人の子どもが捨てられていたという。半数は、熊本市にある慈恵病院の「こうのとりのゆりかご」に預けられていた▼「ゆりかご」開設の年を境に棄児がほぼ倍増している。「捨て子を助長する」との懸念も消えない。ただ、今回の厚生労働省の棄児調査は、子どもが死亡したケースを除いている。一人でも救われた命があれば、施設の果たした役割は大きい。親元に居ても虐待されていたかもしれない。…親の責任を指摘するだけでは何も変わらない。なぜ子どもを預けなければならないのか。非公開の親のデータの中に、不幸を減らす手だてのヒントがあろう。…(2009年5月28日付「新生面」)
赤ちゃんポスト、新たに25人預け入れ 2年目08年度(2009.5.25 共同通信)
「産んでくれてありがとう」 【南日本新聞のコラム】 …母親に置いていかれた子どもの一文があった▼その子は「みんなを置いていった。家族がバラバラになった」と書き、「私はお母さんを憎んでいる?」と自らに問いかける。一方で「憎んだとしてもお母さんは私のお母さん」とつづる。揺れる心情が切ない▼親が育てられない乳幼児を受け入れる慈恵病院(熊本市)の「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」に2008年度は25人が預けられた。…現実を傍観するのではなく、子どもの命を守る当事者としてかかわっている病院の姿勢は評価したい▼冒頭の生徒が一つだけお母さんに言いたいことは「産んでくれてありがとう」だった。生まれてきてよかったと思える社会づくりには、すべての人がかかわっていきたい。(2009年5月28日付「南風録」)全文
いのちの重さをいかに伝えるか 【福島民報のコラム】 「先生を流産させる会」という衝撃的なニュースが3月末、報道された。愛知県の市立中学の男子10数人が妊娠中の担任教諭の給食に異物を混ぜていたという。
子どものいたずらは多少大目に見たい。が、どう考えても常識の範囲をはるかに超えている。思いやりの欠落はもちろん、他人を傷付けることになる結果に心を痛めない。何より、いのちの大切さをまったく意識していないように映る感覚、行動に絶句した。「そんな子どもがいるという認識に立って教育を考えなければならない」。県教委の幹部は力なく言った。
児童、生徒にいのちの重さをいかに伝えるか-。須賀川市で注目すべき取り組みが進められている。昨年度から始まった思春期性教育の授業で、22の小中学校が実践した。助産師が講師を務め、胎児が育っていく様子を模擬体験させたり、互いの心音を確認させたりする内容だ。…(2009年4月3日付「あぶくま抄」)
一日一回ギュッと抱きしめてあげる 【京都新聞のコラム】 〈抱きしめる、という会話〉。コピーライター佐藤康生さん(48)の言葉だ。かつて公共広告機構のキャンペーン広告に採用され、反響を呼んだ
▼東京から京都を訪れた佐藤さんに先日話を聞いた。児童虐待が相次ぎ、親子のきずなが揺らぐ時代である。近年の親子関係について、佐藤さんは「子どもと深いところでつなぎ合っているのかな。頭や理屈で付き合おうとしている感じがします」と言う
▼「特に働くお母さんには、子どもと過ごしたいのにできないうしろめたさみたいなものがあります。でも時間ではなくて濃さ。一日一回ギュッと抱きしめてあげると、子どもはすごく愛情を感じる。お父さんは照れがあるから肩車とかを」と笑顔で勧める…(2009年3月17日付「凡語」)
子どもの表現力 【四国新聞のコラム】 「ママ、ジュース」と言われても分からないふりをする。単語だけでなく、主語と述語の入った言葉が出てくるまで「ジュースどうしたの?」ととぼける。これが子どもの表現力を付ける一番の近道だという。…(2008年9月6日付「一日一言」)全文
ママさん選手 【河北新報のコラム】 北京五輪ではママさん選手が大活躍した。…出産をハンディではなく、力に変えてしまう女性競技者のたくましさには頭が下がる。しかし、ひとたび日本社会に目を転じると、女性の約7割が出産を機に退職している厳しい現実に突き当たる。オーストラリアでは昨年、女性1人が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率が1.93と25年ぶりの高い数字となった。フランスは既に2.0を回復。これに対し、昨年のわが国は1.34にとどまる。…評論家の樋口恵子さんが、わが国の子育て環境を「育児なし」と酷評している。一例を挙げれば、家族関係社会支出の対GNP比。欧州各国が2―3%であるのに対し、わが国は1%未満。ここは福田首相の「意気地」が見たい。(2008年8月29日付「河北春秋」から)
親の背中 【長崎新聞のコラム】…子どもは、感動するものがあれば、自分がされたように、するようになるものだ。ましてや子どもは親の背中を見て育つ。…(2008年5月4日付「水や空」)全文
母育所(ぼいくしょ) 【福井新聞のコラム】 …先ごろ「母育所(ぼいくしょ)」という新語を目にした。新米ママの子育てを支援しようと、大阪市のNPO法人が開講する育児講座の名前である。もちろん「保育所」をもじった造語。…(2008年7月30日付「越山若水」から)
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紀伊民報 4月25日付「水鉄砲」





