【鳩山退陣】普天間移設問題という迷宮に入り込み、出口を見つけ出せないまま力尽きてしまった
最良の解決策だった「最低でも県外」というアリアドネの糸を手に迷宮に挑んだのが8カ月前【沖縄タイムスのコラム】ギリシャ神話に、迷宮に巣くう人食い猛獣の退治をめぐる「アリアドネの糸」という有名な逸話がある
▼舞台となるクレタ島の迷宮は入り込んだら最後。皆、道に迷い、猛獣の餌食となった。事態を見かねた勇敢な王子が猛獣に挑み、見事退治する。最も難しいとされた迷宮からの脱出を手助けしたのが、恋人のアリアドネが与えた糸だった
▼糸は迷宮の扉に固定され、王子は猛獣を退治した後、糸をたぐり寄せながらやっとのことで脱出に成功する。この逸話から、難問解決の方法、手引きのことを「アリアドネの糸」とも言う
▼この逸話は、現実社会にも通じるようである。きのう退陣を表明した鳩山由紀夫首相も、14年も混迷を続けた普天間移設問題という迷宮に入り込み、解決に意欲を見せたが、出口を見つけ出せないまま力尽きてしまった
▼最良の解決策だった「最低でも県外」というアリアドネの糸を手に迷宮に挑んだのが8カ月前。…(2010年6月3日付「大弦小弦」)全文はこちら
2010/06/03 16:34

