【鳩山邦夫氏離党】新党構想、早くも難航の気配 期待の舛添氏ら様子見
他の議員からも表立った同調の声は聞かれない…【中国新聞の記事】自民党に離党届を提出した鳩山邦夫元総務相の新党構想が早くも難航の気配を漂わせている。連携を期待した舛添要一前厚生労働相や与謝野馨元財務相らが様子見の構えだからだ。他の議員からも表立った同調の声は聞かれず、目標の来月旗揚げへ視界は開けない。一方、谷垣禎一総裁ら執行部側は、追随の動きを食い止めようと引き締めに懸命だ。
「政治情勢がどうなるか分からないから何も決めていない」。舛添氏は16日、鳩山氏との連携についてつれない態度を崩さなかった。新党結成や「谷垣降ろし」に再三言及する舛添氏は各種世論調査で「首相に最もふさわしい」政治家として断トツの人気。新党の旗頭に舛添氏を据え、有権者へのアピールを図る鳩山氏の思惑はあてが外れた格好だ。
2010年度予算案が成立する3月末まで推移を見守るという舛添氏に対し、鳩山氏周辺からは「ふられたに等しい」との悲観論さえ漏れた。
与謝野氏や園田博之前幹事長代理のグループも同様だ。2人に近い後藤田正純衆院議員らは国会内で園田氏と会談。「鳩山氏の唐突な離党に付き合う必要はない」と慎重な行動を求めた。周辺からくぎを刺された与謝野氏は16日、鳩山氏と衆院本会議場で短時間、意見交換するにとどめ、本格的な連携協議は事実上先送りした。
鳩山氏の離党表明は自らを“起爆剤”に一気に賛同者を募り、早期の新党立ち上げにつなげる狙いを秘めていた。しかし「根回し不足」(周辺)が目立った上に、鳩山由紀夫首相と同じ実母からの資金提供問題で「兄が脱税王なら弟も脱税王だ」(谷川秀善参院幹事長)と敬遠された。鳩山氏がかつて自民党から新進党、民主党とさまざまな政党を渡り歩き、ようやく自民党に復党した経歴も不信感を生んでいる。
鳩山氏にはかつて自らの秘書を務めた国会議員が複数いる。このうちの1人は「邦夫新党」に参加する意思がないことを明言した上で「今の状況でついていく議員はいないんじゃないか」と、政党要件の5人を集めるのは困難との見方を示した。…(2010年3月16日)全文はこちら

