【寄る辺なき命】東京・江戸川区で両親から激しい暴行を受けていた7歳男児が亡くなった
〝寄る辺なき命〟【佐賀新聞のコラム】人は、いまわの際、魂が極まって命尽きんとするその瞬間、安らぐべき父や母の懐を求めるという。戦時中、死を覚悟した若き特攻隊員が「父さーん、母さーん」と叫んで飛び立ったという話も聞くが、人間にとって深い親の懐こそ〝命の寄る辺〟であろう
◆大人ですらそうであるなら、幼い子ならなおのこと。やさしい父や母の懐に最後は帰るものだと思い定めているだろうに、「子どもは親の所有物」と言わんばかりにわが子の命を奪う親がいる。増え続ける児童虐待。〝寄る辺なき命〟の悲しさである
◆先日、東京・江戸川区で両親から激しい暴行を受けていた7歳男児が亡くなった。逮捕された両親はまたしても「しつけだった」とうそぶいているそうだが…(2010年1月29日付「有明抄」)全文はこちら
■■■江戸川区の事件経緯■■■
・食事遅いと虐待容疑、両親逮捕 7歳長男は搬送先で死亡(2010/01/25 01:19 共同通信)
・死亡小1、暴行発覚後も欠席続く 学校と区、虐待疑わず(2010/01/25 21:57 共同通信)
・児童虐待再発防止で連携強化を 文科、厚労両省が検討会議(2010/01/29 12:02 共同通信)
【写真】東京都江戸川区立松本小学校で記者会見する小原サナヘ校長(左)と同区児童女性課の丸山みどり課長=25日午後(共同通信)
■参考文献■
『小さい人を救えない国ニッポン』ポプラ社
2010/01/29 15:23

