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【フィギュア女子代表】胸を打った壮絶な戦い


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 しなやかに、高く 安藤美姫選手に続く二つの枠は浅田真央、鈴木明子両選手に決まった。27日の夜は、全日本選手権を兼ねたバンクーバー冬季五輪女子フィギュアスケート代表選考会のテレビ中継に見入ってしまった。それぞれの思いを胸に秘めての演技は美しかった。それ以上に壮絶でもあった視聴率の高さに注目度合いのすごさが表れている。

  浅田は極度の不振に陥る原因となっていたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をぴたりと決めた。その後はしなやかに高く舞った。完全に「メダル候補復活」を印象付ける会心の演技だった。鈴木は前半でジャンプの後バランスを崩してひざをついた。だが、その後は「ウエストサイド・ストーリー」の曲に乗り切るスケーティングで、観衆のハートをもつかみ取った。

 15歳のころからシニア選手に混じって世界のトップを競ってきた浅田には、今季序盤のつまづきは予想外のものだっただろう。この数十日間、基本に立ち戻って技の精度を磨きあげ、ひたすら重圧と向き合ってきた。学生時代の摂食障害という苦しみを乗り越えてきた鈴木にも、この選考会ですべてを出し切る覚悟のような思い切りがあったのではないだろうか。

 鈴木にわずか0・17点及ばず代表の座を逸した中野友加里選手にも同じことが言えた。トリノ五輪代表に惜しくも漏れ、「五輪を目指すのはこれが最後」と決意しての挑戦だった。だがそれは報われなかった。「これ以上のことは望めない。4年後までこの気持ちは続かない」。悲痛な叫びがこの間の苦労を雄弁に物語る。

 夢にまで見た舞台へと全力を傾ける真剣勝負。選手たちの必死さが見る物にもじかに伝わってきて、なおかつめいめいがベストの出来栄え披露した選考会だったように感じた。(47NEWS編集部・岡本彰)

【写真】全日本4連覇で初の五輪代表を決めた浅田真央(共同)

 けが、手術乗り越え 【山陽新聞の社説】… もうひとつの朗報は、右ひざの大けがと手術を乗り越え冬季五輪代表を決めたフィギュアスケート男子の高橋大輔選手(翠松高出)の復活である。

 最終選考会を兼ねた全日本選手権で、高橋選手はショートプログラムで圧倒的な高得点を挙げてフリーに挑んだ。先のグランプリ・ファイナルではフリーでミスを重ねただけに、会場には期待と不安が交錯した。だが、高橋選手の華麗なステップと表現力が、たちまち観客を魅了して優勝、五輪への切符をつかんだ。けがを克服してたくましさを増した印象さえ受けた。…(2009年12月28日付)全文はこちら

 ◎浅田真央4連覇で初の五輪代表 女子の3人目は鈴木
  バンクーバー冬季五輪代表の最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権最終日は27日、大阪なみはやドームで行われ、代表の残り2枠を争う女子はショートプログラム(SP)首位の浅田真央(中京大)がフリーでもトップの得点を出し、合計204・62点で4連覇を達成、初の五輪代表を手にした。…(2009/12/27 21:35、共同通信)記事全文はこちら
 

2009/12/28 15:07

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