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【半導体】ルネサスとNECエレクトロニクスの統合 契約をまた延期

◆統合契約の締結を9月に再延期(2009/08/26、共同通信)

◆半導体大手2社が来春統合 国内首位へ、業界再編加速(2009/04/27、共同通信)

 【47コラム】今回報道されたルネサステクノロジとNECエレクトロニクスの統合が実現することになれば、多機能半導体の「システムLSI」分野で、日立製作所と三菱電機、NECという電機大手の3グループが協力態勢を組む形となる。これは素晴らしいことだ。激烈な国際競争が続く半導体分野において、システムLSIは日本が強みを持つ分野であるといえる。
 システムLSIはデジタル家電や自動車などに使われており、日本のきめ細かい高度な技術が生かせる分野である。この分野で、大手電機3社が総力を結集するというのだ。ぜひ3社の底力を世界市場で見せてもらいたいと思う。
 また、半導体の新統合会社が力を持つようなことになれば、地域経済での雇用の悪化に若干歯止めがかかることも期待できるのではないだろうか。(2009年4月17日 47NEWS編集部 湯浅泉)

 【47コラム】半導体大手のルネサステクノロジとNECエレクトロニクスが経営統合する方向で交渉を進めているという。16日、47NEWS参加社の日本経済新聞が報じ、共同通信なども同様の記事を流している。
 これには驚いた。というのも、ルネサステクノロジの大株主は日立製作所と三菱電機。日立といえば近年、企業再編やM&Aにいちおう取り組んではいるものの、さっぱり成果が出ていない企業である。米IBMから買収したハードディスク事業や、増強した自動車部品部門は低迷している。
 さらに日立は日本最大級の総合電機メーカーであることもあって腰が重く、土壇場での決断に時間がかかる態勢が続いていた。
 その日立が、遂に意を決して傘下のルネサスに手をかけようというのである。他社との経営統合に向けて決断を下した形となった。今回のように規模が大きい再編では、親会社の意向が大きなポイントとなる。ルネサスは親会社の日立と三菱電機に打診しているだろう。日立と三菱電機は何らかの形でゴーサインを出したとみられる。
 日立は7000億円もの最終赤字を予想しており、赤字体質のルネサスをなんとかしなければならない状況に追い込まれていたといえる。(2009年4月16日、47NEWS編集部 湯浅泉)

 【ニュースの言葉】(共同通信)
 NECエレクトロニクス(2009年4月16日)2002年11月にNECの半導体事業が分社して発足。03年7月に東京証券取引所第1部に上場。NECの出資比率は約65%で、現在でも同社の子会社。09年3月期の連結純損益は650億円程度の赤字に陥ったもよう。連結ベースの従業員数は約2万4千人。
 日立製作所(2009年3月16日)総合電機メーカー首位。2008年3月期連結売上高は11兆2267億円で、国内の全製造業でトヨタ自動車やホンダに次ぐ規模を誇る。家電のほかに原子力設備や鉄道車両など幅広い事業を手掛け、日立マクセルや日立金属など数多くの上場子会社を抱え、08年3月末の従業員数はグループ全体で38万9752人。1920年設立。
 半導体事業(2009年1月30日)半導体を搭載するデジタル家電や自動車などの販売動向に価格や需要が大きく左右されるため、収益の振れ幅が大きい。設備投資や技術開発に多額の投資がかかるのも特徴。電機メーカーは経営効率化に向け半導体事業の分社化や他社との統合を進めてきたが、過当競争による消耗戦が続いている。世界経済の落ち込みで各社の業績は悪化、再編機運が高まっている。

2009/08/26 19:27

【アメーバ型経営】震災前は集中・集約・効率化、トップダウン経営。震災後は分散、非効率も利点に

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【東日本大震災/福島第1原発事故】地震・原発-Q&A/「警戒区域」 立ち入り制限、罰則も

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