【北朝鮮vs核の番人】あなた方には言われたくない 自分たちだけ持つ身勝手な核保有国には…
【中日新聞のコラム】 日に三箱もたばこを吸う人に禁煙を勧められても、聞く人はいない。忠告に従うか否かは、どんな相手に言われるかで決まる部分が大きい…「核の番人」と呼ばれる国際原子力機関(IAEA)のトップに初めて日本人が選ばれたこと自体、何の不自然さもない…そも、核保有国が自分たちだけは核兵器を持っておいて、非保有国にあれこれ注文をつけるという身勝手な矛盾を構造にはらむ。緊急課題として、新事務局長を待ち受けるイランや北朝鮮への対応も根はそこにかかわる…(2009年7月4日付「中日春秋」)全文
【「交渉に軸足を」と蓮池透さん】
拉致被害者蓮池薫さん(51)の兄の蓮池透さん(54)は18日、都内で講演し、北朝鮮に対する国連や日本独自の制裁措置について「制裁一辺倒で拉致問題が解決するのか疑問。今の閉塞状況に風穴をあけるため、交渉に軸足を移すことが必要だ」などと述べた。記事全文はこちら(6月18日、共同通信)
【山陰中央新報のコラム】 …最貧国の一つに数えられる国が、ばく大な費用をかけて核開発を推進し、ミサイルを発射し続ければ、どうなるか。火を見るより明らか。経済は今以上に疲弊し、やがて国家そのものが破綻の瀬戸際に追い込まれるに違いない▼そうまでして危険なゲームに血道を上げるのはなぜか。…何としても米国に振り向いてほしいのだ▼仏教でいう四苦八苦のうち、求めても得られない苦しみのことを特に求不得苦という。…北朝鮮の振る舞いは、もがき苦しむ人間の業を見る思いがする。(2009年5月30日付「明窓」)全文
◆北朝鮮の主張=北朝鮮外務省が5月29日に発表した報道官談話の要旨と全文はこちら
▼怖いのはむしろサリンなどの化学兵器-北朝鮮の元情報機関高官の話
「北朝鮮指導部が核を『使えない兵器』」ととらえている最大の理由は米国の核の傘の存在」「日本が最も注意を払うべきは、神経性ガスのサリンなど化学兵器」…全文はこちら(6月1日、東奥日報)
【写真】ソウル駅で北朝鮮の核実験に関連した速報を見る市民ら(共同)
【佐賀新聞のコラム】 ハリソン・フォードが考古学者を演じる冒険映画「インディ・ジョーンズ」シリーズは大好きで、毎回見ている。ところが昨年公開された「クリスタル・スカルの王国」だけは、前半で早くも興ざめしてしまった。というより米国人の核への理解はこの程度かと腹が立った◆インディがソ連兵士から逃げ出して、たどり着いた町は妙に静かだった。…◆欧州でも同じだ。フランスは1960年から96年まで、アルジェリアのサハラ砂漠や仏領ポリネシアで200回以上の核実験を繰り返してきた。政府はこれまで「核実験の被害者は存在しない」としていたが、…(2009年5月31日付「有明抄」)全文
【山陰中央新報のコラム】 …自らの核開発問題などを話し合う六カ国協議を離脱しながら、米国と直談判を求める。国内の体制維持のために最も大きな影響力を持つ米国と直接話し合う。そのことによって実利を引き出そうとする北朝鮮の外交戦略▼唯一の交渉相手とする米国は、オバマ・リベラル政権の下で核廃絶に向けた新たなリーダーシップを取ろうとしている▼温和で抱擁するようなオバマ流の太陽政策を期待しつつ、国際社会に駄々をこねる強盛大国を共生国家にどう導いていくか。拉致問題を抱える日本も無力感から脱して共生に一役買いたい。(前)(2009年5月27日付「明窓」)全文
【四国新聞のコラム】 …本当に核なき世界が実現してしまったら、困る人たちがいるのも事実である。例えばフランス。核全廃構想について公式には「敬意を表する」としていたが、その実、大統領府は非協力を促す文書をまとめていた、と現地紙が報じていた。その背景には、核保有国としての特権を失うことへの警戒感がある。北朝鮮もそうだ。核は外交交渉のカードであり生活の糧でもある。核クラブの正式メンバーになることこそが、生き延びる道だと信じている。そんな国を前にした日本もそう。「核の傘」が小さくなるのを恐れ、米国の先制核使用政策を支持し続ける。…(2009年5月26日付「一日一言」)このコラムの全文はこちら
◆仏フィガロ紙「『核なき世界』に仏が不快感」はこちら
▼47NEWS編集部注: フランスは2008年3月、保有する核弾頭の総数を冷戦期の半分の300以下に減らす方針をサルコジ大統領が明らかにしている。ただ、2009年3月に北大西洋条約機構(NATO)統合軍事機構への復帰を表明した際は、独自の核戦力は維持するとし核放棄の考えがないとの立場を示している。
【中国新聞のコラム】 好きな子にちょっかいを出す。わざといたずらをしてみる。子どもの世界ではよくあることだ。文字にならないラブレター。でもその気持ちは、まず届かない。男性なら、ほろ苦く酸っぱい思い出の一つや二つはあろうか▲北朝鮮が二回目の地下核実験をした。核放棄を話し合おうという六カ国協議のテーブル。そこに背を向けての強行である。実はオバマ米大統領への「ラブレター」という見方もあるようだ▲北朝鮮が何よりも望んでいるのは「独裁体制の保証」とされる。そのためには、保証人になってほしい米国とサシで交渉しなければならない。しかし米国は「まず六カ国の枠で」。それならば、と強く出たという…(2009年5月26日付「天風録」)全文
【中日新聞のコラム】 ある晩、スナックやキャバレーが入る小さな雑居ビルでぼや騒ぎがあった。三日ほどすると、同じビルで、また。さらに数日後、もう一度起きた…しばらくして、確か十歳ぐらいの女の子の仕業と分かった▼その子の二人暮らしの母が働いていた飲食店が、そのビルにあった。「毎晩一人で寂しかった」と警察に話した、と聞いた。…▼北朝鮮が突如、二度目の地下核実験を行った。無論、紙切れを燃すのと比するには、あまりに危険で愚かな独裁者の“火遊び”だ。あの子のSOSへの同情の万分の一だって寄せる気はない。が、案外、込められたメッセージは似ているのかとも思う…世界、ことに米国や中国の関心をひこうと繰り返し“火をつける”のである…(2009年5月26日付「中日春秋」)全文
【長崎新聞のコラム】 イソップの動物寓話(ぐうわ)に愚かなカエルの話がある。自分の体を大きく見せようとして腹を膨らませ過ぎたため、死んでしまう話である▲自分を大きく見せようとするのは勝手だが、常軌を逸した手段に訴えれば、最後は身を滅ぼしてしまう。そんな愚かしいまねはやめよと、イソップは人間に諭している▲愚かな行動が、市井の個人の場合なら、その身一つの破滅で話は終わるが、ひたすら虚勢を張ろうとする国家の指導者となれば別だ。破滅は、その国の国民、さらには周辺国の無数の人々に及ぶ。ましてや、虚勢を張る手段として核兵器をもてあそぶとなれば、最後は世界が破滅する。そんな愚行を見逃すわけにはいかない…(2009年5月26日付「水や空」)全文
【山陽新聞のコラム】 …しかし、圧力一辺倒では北朝鮮を追い詰め、かえって危険が増す可能性もある。究極の解決方法は、核保有国を先頭に、地球上から核を廃絶する取り組みを進めるしかない。核軍拡競争のむなしさ、恐ろしさをかみしめなければ、人類の破滅につながる。(2009年5月26日付「」)全文
【事前通報】
北朝鮮は米国に事前通報した(韓国大統領府高官)。中国にも1時間前に通告(日中関係筋)したという。だが、日本は「事前察知せず」(藪中外務事務次官)だったようだ。ロシアにも事前の知らせは届いていないらしい。(47NEWS)
☆関連する記事の一覧はこちら
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≪4月のミサイル発射≫
2009年4月5日のミサイル発射に関するコラム集はこちら
◆…昨年8月、米国のテロ支援国家指定解除が当初見通しよりずれ込んだ際、北朝鮮は原子炉からの燃料棒抜き取りを中断したが人員の退去までは求めていなかった。今回、より強い行動に出ることで、ミサイル問題での米朝協議に意欲を見せるボズワース米特別代表らとの交渉で有利な立場に立つことを狙っているとみられる。(2009/04/15 01:24 共同通信) この記事の全文はこちら
【写真】2009年4月5日、試験通信衛星「光明星2号」の衛星管制センターを訪れ、科学者、技術者らと記念写真に納まる金正日総書記(前列中央)(朝鮮通信=共同)
◆北朝鮮外務省は4月14日、国連安全保障理事会が、北朝鮮が「衛星」と主張する長距離弾道ミサイル発射を非難する議長声明を採択したことを受け、6カ国協議への不参加を表明、無能力化を進めていた「(寧辺の)核施設を原状復帰させる」との声明を出した。朝鮮中央通信が伝えた。…この記事の全文はこちら
◆政府は4月10日午前の閣議で、北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射を受けた日本独自の制裁措置として、北朝鮮からの輸入禁止や北朝鮮船籍の入港禁止など、これまで半年ごとに延長してきた現行制裁の期間を1年に延ばすことを決めた。河村建夫官房長官は、送金報告義務額引き下げなどの追加制裁措置を取ると発表した。北朝鮮の強い反発が予想されるが、制裁の効果は限定的との見方もある。(2009/04/10 12:45 共同通信)記事全文はこちら
◆政府は4月8日、北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射したことを受けた日本独自の追加制裁措置として検討していた同国への輸出全面禁止措置を見送る方針を固めた。輸出額が年数億円程度と少額で、制裁効果が見込めないと判断した。複数の政府筋が明らかにした。…(2009/04/08 23:38共同通信)記事全文はこちら
【朝鮮中央通信の報道要旨】 「人工衛星打ち上げ成功」はこちらです。
【官房長官の会見要旨】(計3回分)-はこちらです。


いわゆる大手の新聞のサイトより、この共同のサイトはいろいろの情報が見れて面白い。昨今 マスコミは権力になって保守的になり本来の権力者を監視批判する役目を放棄している傾向が有ると言われてかなり経つ、インターネットの導入で共同の情報を世界どこにいても読めるのは嬉しい。有難う共同。最後に共同の情報をこれからマスコミと言わず、マルチコミと呼びたい。全国の各地方から多種の情報、意見、批判、提言を発信しているから、マルチコミと呼んでも良いと思う。これが本来の新聞、瓦版、地域NEWSの役割であり、庶民『国民』の望んでいる所であると考える。マルチコミは地方分権の始まりです、知的権力の地方移譲でしょう。一方、最近論議している自由な歳入権限なしでの地方分権はお釈迦様の掌に活躍する孫悟空と同じで何の意味も権限も有りません。困った事です。
投稿者 匿名 : 2009年07月04日 17:35